【若手理学療法士必見!】オススメ書籍5選

本日2月24日は、第54回理学療法士国家試験です。

 

試験が終わった学生の方々、お疲れ様でした。

 

ひと息つく暇も無く、次は新しい職場の準備に忙しいと思います。

新しく理学療法士になる方は勿論、いま一年目の方は4月からは後輩ができます。 

 

最初は物療や事務仕事など雑用が中心になると思いますが、実際に働き始めて一人で患者さんを診ると様々な壁にぶち当たると思います。

 

 

そこで今回、若手理学療法士にオススメしたい本を5冊紹介したいと思います。

※私の臨床経験上、整形分野の本が中心です。

 

 

 

 

 

 

動作分析編

 

動作分析 臨床活用講座〜バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践〜】

 

  

この本は、歩行のバイオメカニクスで有名な石井慎一郎先生の本です。

最近は、学校の教科書として使っている所もあるようです。

 

各動作ごとに、各相に分けてどういったメカニズムが起こっているか理解できます。

私もこの本を元にしたセミナーに何度か参加しましたが、基礎的な基本動作のバイオメカニクスを学ぶには一番分かりやすい本です。 

関連セミナーはこちら

 

様々なアプローチや考え方も良いですが、基礎的な知識を最低限は身につけましょう。

 

 

臨床実践 動きのとらえかた〜何をみるのか その思考と試行〜】 

 

 

この本は、バイニーアプローチの山岸茂則先生が書いている本です。

バイニーアプローチの詳細についてはこちら

 

動作の診かたは当然ですが、なぜそのような動作となっているのか?という統合と解釈の仕方も学べます。

バイオメカニクス的な視点だけでなく、神経学的な視点も学べる良い本です。

 

 

 

  

評価編

 

運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略

 

 

この本は、「なぜ~」シリーズをいくつか書かれている工藤慎太郎先生の本です。

各部位の痛みに対して、どのような障害が痛みに関与している可能性があるのか?を提示してくれています。

その可能性に対して、解剖学と運動学を元にした評価法が分かりやすく書いています。

 

ほとんどの実習生が難渋する「統合と解釈」の思考過程を学ぶ事ができます。

実習生を始め、若手理学療法士も一連の流れを学ぶことができるので、評価の本では一番オススメしたい書籍です。

 

 

 

 

治療編

 

【誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方】

 

  

【複雑な症状を理解するためのトリガーポイント大事典】

 

 

この2冊を読めば、トリガーポイントについてのほとんどを知ることができます。

 

私は一年目の頃から徒手療法を中心に学んできましたが、関節モビライゼーションなどの関節系の手技は力加減が難しいのでいきなり出来るものではありません。

 

しかし、トリガーポイントは痛みの場所を確認することで治療対象となる筋肉を判別でき、治療方法もシンプルに押すだけです。

治療方法が分からない状態で臨床に出ている新人理学療法士の方でも、すぐに実践出来るアプローチです。

 

本を読んでもイマイチ理解できない…

関連痛を体感してみたい!

という方は、ぜひOriental-Physio-Academyセミナーに参加してみてください!

 

 

 

 

最後に

 

今回は、若手理学療法士にオススメしたい本を5冊紹介しました。

その他にも良い本は沢山ありますが「読みやすく・分かりやすい」というのを基準に選んでみました。

 

「どんな本が良いのか迷っている…」という方の参考になれば幸いです。